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「時間」と「選ぶ権利」
何か大きな夢をもつことは重要だけど、それを成し遂げる為の過程で挫折する人が多いのは何故だろう?小さい頃は、心に思っていたやりたいこと、なりたいもの、何でも真剣に目標にしていた。しかし、大人になるにつれ、夢はなくなり現実に生きるようになった。
大人になった私たちは、何も夢を追わず、ただただ必死に生きようとしているだけの人形だ。会社に雇われ、自由を奪われ、労力を奪われ、すこしばかりの賃金をもらう。
私はよく、そのような方たちに、「お金はほしいか?」と聞く。すると決まって同じ答えが返ってくる「お金は欲しい!」辺り前の答えなのだが、この後の質門にほとんどの人は嫌悪間を示す。
「何故、お金をより多く稼ぐ努力をしないのですか?」
「お金を稼ぐ努力?」「毎日がんばって働いているよ!」「あなたはこれ以上働いて私に死ねと言っているのか?」
正論といえば正論であるけど、私の質問の意図は違う。
「何故、もっと儲かる仕事をしないのか?」
である。
人間に与えられた環境は生まれたときに90%以上決まっていると言っていい。金持ちの子は金持ちで、貧乏の子は貧乏だ。生まれてきた時点で、生活環境が決まっている。世の中平等ではないのだ。たくさんの人達がこれについて文句を言う。「格差社会だ!」「世の中不平等だ!」「政府が悪い!」「金持ちが悪い!」
しかし、日本に生まれた私たちに与えられたもっとも平等ですばらしい権利に気づいていない人が多い。
それは、「時間」と「選ぶ権利」である。
どれだけの金持ちでも、どれだけの貧乏でも、過ぎて行く時間は同じだ。私の1分も、あなたの1分も、年収100億を稼ぐ経営者の1分も同じだ。あとは、この1分をどう使うかで収入の差がでる。貧乏人の1分はあまりにも薄く、金持ちの1分はあまりにも濃い。
例えば、サラリーマンAは、朝8時に家をでて、夜10時ごろ家に帰ってくる。帰宅すると大好きなビールを一杯飲みながら、テレビでニュースや歌番組を見て夜を過ごす。そして1時ぐらいになると就寝し、また朝8時になると、会社へ出勤する。
一方、サラリーマンBは、朝8時に家をでて、残業を出来るだけせずに夜7時には帰宅する。そして、最近始めたインターネットビジネスを10時まで行い、その後はテレビを見ながらビールを飲んで、1時ぐらいになると寝る。
この二人の時間の使い方を考えてみよう。
サラリーマンAは一生懸命残業をして、月45万程の収入だ。一方、サラリーマンBは残業をほとんどしないので、規定どおり、月収35万ほどしかない。
一見、Aの方がお金を稼ぐ為に一生懸命のように見えるがはたしてそうなのだろうか?
もちろん、この時点でBよりAの方が収入が多い。
しかし、この1日2時間〜3時間の時間の使い方が、数年後に大きな意味を持つ。
この時間の質の違いが分かるだろうか?現時点での収入だけ考えると、Aの方が効率がよい。しかし、両者の時間には決定的に違うものがある。Aはその時間を会社の為に働いているが、Bは自分の為に働いているということだ。
Aは一生懸命お金を稼ぐ為に働いているように見えるが、言い方を変えると、会社の社長を儲けさせるために重要な時間を奉仕し、なけなしのお金をもらって喜んでいるのである。しかし、Bは違う。人のためなどに時間を使うのはもったいない。時間と労働は自分の為にこそ使うべきだ。そう思い、自らビジネスを立ち上げ、ネットビジネスに取り組んでいるのだ。
実は、金持ちと貧乏人の時間の質の違いはここにある。金持ちは自分の為に時間を使う。時間はいくらお金があってもふやせない。こんな貴重な時間を他人なんぞに与えてやるか!というのが本音だ。一方、貧乏人は人のためにお金を使う。ただ、貧乏人はそれすら気づいていない人が多い。しらないうちに自分の時間を略奪されているのに気づいていないのだ。
与えられた平等な時間を自分の為に、使うのか、他人の為に使うのか、この違いが成功者とそうでないものを分かる大きな要因だ。
しかし、悲観的になってはいけない。この二つの時間の使いかたはいつからでも変えられる。選ぶ権利は誰にでもあるのだ。自分のために時間を使いたければ、今日、今この瞬間から時間を自分の為に使うと言う決心をして、そのように生きればいい。なのに、なぜか大半の人は後者の「人のために時間を使う」を選択する。
私のところに、よくこのような相談が寄せられる。
「自分の為に時間を使いたい。どうしたらよいのだろうか?」
簡単である。今すぐ会社を辞めて、明日から自分の為に働きなさい。
私はそう答える。しかし、99%の人が無理だろう。なぜかというと、自分の為に働いた経験が無いからだと思う。自信がないのだ。でも、私は思う。時間と選ぶ権利を有意義に使うには、自信をもち、自らを信じ、リスクを恐れない強い心がなければならない。でも、その強い心を育てる為には、やっぱり自分で決断して経験していくしかないのだ。
日時: 2007年10月24日 19:53|パーマリンク
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